White Okra / アオイ科 Abelmoschus esculentus
アフリカ原産。 アオイ科トロロアオイ属。オクラは英語で、語源はガーナで話されるトウィ(Twi)語の「nkrama」から。戦後日本でも作られるようになった。白系のオクラは山口県に数系統あり、約50年前に外国から伝わったという。 (写真は埼玉県富士見市の関野幸生氏撮影)
薄緑色のオクラ。草丈1.5m~1.8mぐらい。丸莢種の中では高くなりすぎないので収穫が楽。アクが少なく生食もできる。一般のオクラよりも粘りがありおいしい。収穫が遅れて長さ20cmぐらいになっても柔らかい。
サラダ、和え物など。(ぬめりは食物繊維で、コレステロールを減らす)
5月〜(直播)
埼玉県
2024年10月
75%以上
なし
なし
7~10月頃まで。(気温10℃以下では生育しない)
地温が上昇する5月頃から直播きにする。
25〜30℃、20℃以下では発芽揃いが良くない。
硬実なので一昼夜水に漬け、30cm間隔に数粒ずつ播種。
1cmぐらい。
20〜30℃
オクラは直根性(ゴボウ根)。根が途中で傷付くと生育が止まるため移植を嫌う。電熱線等を利用してハウスで育苗したポット苗を露地に定植する場合は、根を傷つけぬよう、本葉3,4枚以内の若苗で植える。間引きの際も、根を傷めぬよう、引き抜かず鋏で切り取る。高温には強いが低温には極めて弱い。
下の方の充実した実数本を完熟させる。(下の莢を完熟させても上に成り続ける)完熟し、枯れたらよく乾燥させ、莢から外す。(硬いので、袋に入れてゴム底の靴で踏み割るとよい)
低温低湿度で貯蔵すれば5年程度の寿命がある。
完全に乾燥させるとすぐ芽生えるので休眠期は無いようだ。
冷蔵庫など低温低湿度の場所で保存する。