Komochi Takana / アブラナ科 Brassica juncea
中国(四川省)原産。
一株の重量が4~5kgとなる大型のからし菜(秋冬野菜)。冬が温暖な平坦地域を好み、寒さが厳しい地域での栽培は適さない。葉は淡緑の大葉となり、主茎及び側茎に着生する「わき芽」を10~20gの大きさで収穫して食する。
独特の辛味と食感があり、天ぷら、炒め物、またスープに入れても美味しい。葉にも特有の辛味を備えているので、炒め物や漬物にも利用できる。
9月〜10月初旬
福岡県
2024年5月
85%以上
ペレット種子
なし
2~4月
育苗は10~12cmに条まきとし、密生部を適宣間引き、本葉が5、6枚時に本圃へ定植する。畝幅160cm・株間50cm・条間60cmの2条植えで10a当たり2,500株前後で、株を大きく作ることで多収となる。浅根性で肥沃土を好み、粘質土壌では高畝、砂質土壌では平畝とする。大株となると耐寒性が低下するので、11~12月頃より不織布のべたがけをすると低温障害を回避することができる。アブラムシ、アオムシ、菌核病、白サビ病等の発生には注意して初期防除を行う。温度の上昇にともない芽の開きが早いので、収穫遅れとならぬよう適期収穫とする。