Shogoin Large Turnip / Brassica Rapa.L
江戸時代中期の亨保(1716-1736)年間に聖護院の伊勢屋利八が近江カブから改良したという。千枚漬の製造は天保(1830-1844)年間から。
根径15~20センチ、重さ1~1.5キロ、大きいものでは4~5キロにもなる日本最大の晩生カブ。ス入りが遅く、肉質柔軟で煮崩れしにくい。現在主に使われている交配種の「早生大かぶ」より圧倒的に品質が良い。
大きさを生かし、厚さ4ミリ前後に薄切りし、昆布と交互に漬けたものが京都名物の千枚漬。かぶら蒸しや煮物にも用いられる。
8月中下旬~9月
イタリア
2024年6月
85%以上
なし
なし
年末
8、9月
15~20℃、最低温度4〜8℃、上限は40℃
60cmの畝に条間20cmに条まき。間引いて20cm間隔に。
タネが隠れ発芽まで乾かない程度に軽く覆土する。
15~20℃前後
水はけの良い場所を耕して、畦巾60cm位に播種し、発芽後適宜間引き、最終的に株間を35cm位にする。肥料は元肥に堆肥、油粕等を施し、追肥に化成肥料等を与える。
形状肉質の良いカブを複数株選び、株間30cm以上に開げて植え替え、菜の花を開花させ結実後刈り取る。(白菜など他のアブラナ科野菜との交雑に注意)
一般菜類に準じ常温で2~3年(やや長命の部類)
莢で完熟させ、よく天日乾燥させた後はほとんど無い。
よく乾燥させ、お茶の缶などに入れ冷蔵庫の隅に。