Atsumi Turnip / アブラナ科 Brassica Rapa
山形県温海町一帯の山間傾斜地で400年前から焼畑栽培されてきた。
庄内藩が将軍家に献上したこともある濃赤紫色の扁円形のカブ。短めで横に広がる葉は毛が多く、硬い。肉質よく緊まり甘味がある。生育はやや遅い。 * ご注意: 発芽率がやや低くなっております。予めご了承ください。
煮て食べるには堅い。収穫したカブは葉と根の先を切り、酢と砂糖塩を混ぜ合わせた「甘酢漬け」にする。1~2週間漬け込むと、酢で果肉全体が赤く染まり美しい。
8月中下旬
山形県
2024年6月
85%以上
なし
なし
10月~11月末。
8月中下旬。(現地=温海町一霞地区=での焼畑栽培の場合)
20~30℃
山の上部から火を入れ、燃え尽きて1時間後灰上に播く。
散播後、木の枝でたたき、タネを灰や土と混ぜる。
15~20℃前後
播種後、降雨があれば数日で発芽する。生育状況により、間引きや除草を行い、以後、無肥料無農薬で栽培する。焼畑栽培後は、小豆、粟、蕎麦などを作るか数年休作する。
形質の良いものを選び宅地近くの畑に植え、翌年採種。
一般菜類に準じ常温で2~3年(やや長命の部類)
莢で完熟させた後はほとんど無い。
よく乾燥し、お茶の缶などに入れ冷蔵庫の隅に。