Tokyo Gokaku Okra / アオイ科 Abelmoschus esculentus
東北アフリカ原産。18世紀にアメリカ渡来。日本では1965年頃より普及。「東京五角」は、矮性種「グリーン・スター」より選抜育成された。本種は無肥料無農薬自然栽培で採種したタネ。
矮性種なのでハウスで周年栽培するのに向いているが、収穫が遅れると硬くなりやすいので、10 ㎝以内の若莢で収穫する。
調理前に塩で軽くもんで毛を取る。和風料理としては煮物、吸物、酢の物。和え物、天ぷら、漬物。洋風料理としてはサラダ、スープ、バター炒め、シチュー、酢豚など。英仏では種子をコーヒーの代りに使った時代がある。
3、4月(温床)5月(直播)
埼玉県
2023年11月
75%以上
なし
なし
夏から秋。暖地の加温施設園芸では周年栽培される。
3、4月に蒔く時は温床蒔き。5月以後は畑に直蒔き。
25〜30℃
2、3日吸水させて蒔く。直蒔き後ホットキャップを被せる。
1cmぐらい。
昼温28〜30℃夜温18〜20℃
直根で植傷みしやすいので、直蒔きが良い。地温が低い時期に温床育苗する場合は、本葉1枚~3,4枚以内の若苗で根を傷つけないようていねいに移植する。株間は30~50cm。発芽後2カ月から収穫できる。初期の立枯病とアブラムシに注意。またセンチュウには弱い。吸肥力強く少肥でもよく生育する。
下の方の充実した実数本を完熟させる。(下の莢を完熟させても上に成り続ける)完熟し、枯れたらよく乾燥させ、莢から外す。(硬いので、袋に入れてゴム底の靴で踏みつぶすといい)
貯蔵条件が良ければ5年程度の寿命がある。
完全に乾燥させるとすぐ芽生えるので休眠期は無いようだ。
低温低湿度の場所で保存する。