Shin Kintoki Long Turnip / アブラナ科 Brassica rapa
本種は、在来の地方種である色かぶより改良選抜をくり返し育成した赤長かぶである。
紅色長型円筒形で、草勢はおとなしく、草丈はかなり短い。葉柄はやや赤い。根部は、直径2.5~3cm、長さ23~25cm、生育日数50~55日。外皮は光沢のある美しい鮮紅色になる。内部は放射状に白と紅の色あいが見事である。
肉質は緻密で、食味はパリッとして大変おいしく独特の風味があり、色どりも良いので浅漬やさくら漬によい。
8月下旬〜10月上旬
長野県
2024年6月
85%以上
なし
なし
10月中旬~12月
8月下旬〜10月上旬
15~20℃、最低温度4〜8℃、上限は40℃
タネが隠れる程度の深さにスジ蒔き。またはバラ蒔き。
普通 (通常タネの厚みの2~3倍)
普通のカブ栽培に準じ、原則として冷涼地8月播き、一般地9月播きとし、むやみな早播きは避ける。微量要素(特にホウ素)欠乏に注意する。過度の連作を避け、根こぶ病等の予防防除に努める。低温期栽培ほど、赤の発色が良いが、生育日数が長くなるので注意する。
良いカブを選び30cm間隔で土中にいけ、菜の花開花後、実がいったら刈り取り莢から外して太陽光線に数時間当てて乾燥する。自家不和合性なので、最低10株以上まとめて採種する。
一般菜類に準じ常温で2~3年(やや長命の部類)
充分乾燥した後の種子には休眠期間は無い。
よく乾燥し、乾燥剤と一緒にお茶の缶などに入れ、冷蔵庫に。