Catskill Brussels Sprouts / アブラナ科 Brassica oleracea L.var. gemmifera
別名芽キャベツ。品種名「Catskill」。子持甘藍は、キャベツの変種としてベルギーで誕生したという。19世紀以後英国はじめ欧州全体に広まる。日本に伝来したのは、明治以後。
高さ5、60センチの矮性種。主茎の葉柄の付け根に、直径3センチ以上の充実した大きめの芽キャベツを2、30個付ける。結球した球を下から次々に収穫する。
バター炒めやスープの具材などに。
6、7月
イタリア
2024年10月
75%以上
なし
なし
高冷地では春早く播種し、夏に定植して晩秋から冬に収穫。
中間地や暖地は6、7月播種し、9月定植。冬から早春に収穫する。
15〜30℃
高温の時は日陰で風通しの良い所で箱まきまたはポットまき。
タネが隠れ水分が保持できる位。(通常タネの厚みの2、3倍)
18〜22℃
苗は本葉6枚位で株間45cmに定植する。キャベツの仲間は本来暑さを嫌う植物で、涼しい気温で葉の付根に芽キャベツの芽が形成される。温度が高くては結球しない。(結球適温5~10℃)葉柄の付け根に球の芽ができ、結球をはじめたら、下葉が黄変する前に付根から除去し、芽球が大きく充実するように助ける。
自家不和合性なので一株だけではタネができない。良い球ができた複数株を収穫せず畑に残し、開花させて、虫に受粉させる。近くにキャベツやブロッコリー等があると交雑するので注意。
常温で1~2年。(やや短命な部類)
キャベツの仲間は、採種後高温時に短期間休眠することがある
乾燥し、お茶の缶などに入れ密封し冷蔵庫の隅に。