Detroit Dark Red Beet / ヒユ科 Beta vulgaris L.
食用ビートの代表種。ビタミンや鉄分を多く含み栄養満点。
根は球形、外皮は暗赤色、肉質は深赤色で輪紋はない。甘みの強い晩生種。
鮮やかな濃紅色を生かしてサラダ、ピクルス、スープ、ボルシチに。塩を加えた熱湯で皮ごと1~2時間下茹でしてから使います。
春、秋
アメリカ
2024年5月
70%以上
チウラム処理済粉衣1回
3月、6月中旬〜9月
60cm位の畝を作り2条にスジまきします。
タネがかくれる程度。
10〜20℃(寒さに強い)
発芽後、生育の良い苗を残すようにして間引きを行い、株間を20cm位にします。種子がくっついているため一ヶ所から2〜3本発芽する。ビートは冷涼な気候を好む。発芽温度も比較的低いが、発芽後に10℃以下の低温に15日以上遭うと抽苔するため、早春の早蒔きは避ける。(秋冬の短日条件下では低温に遭っても抽苔しない) 土壌適応性は広いが膨軟な壌土に良品を産する。酸性には弱く土壌酸度は弱酸性から中性(pH5.8〜7.0)が適する。
秋蒔きして生育したビートの形状の良い物を選び、再び土中に埋めて、春の長日条件下で抽苔させ、結実後完熟したタネを刈り取り乾燥する。雌雄同株だが、自家不和合性で雄しべ先熟で他家受粉する(風媒花)。スイスチャードやふだん草と交雑するので注意する。
長い(冷暗所保存で5年)