Basil(英) Basilico(伊) / シソ科 Ocimum basilicum L.
熱帯アジア原産で、ヨーロッパには1548年に紹介された。日本への渡来は江戸時代と思われる。和名はメボウキ(目箒)だが、今や死語か。(バジルの種子は水に浸すと種に付着している毛のような繊維が水を吸い、まるで種が透明なゼリーに包まれているように見える。メボウキという和名はこの性質を利用して目のゴミを取り除いたことによる)
シソ科の一年草。最も親しまれているハーブ。葉は鮮緑色で光沢あり、摘み採って高さ30~50cmでよく分岐する。花は白色で多少赤みを帯びる。*ご注意:本種は、葉身が理想的な長卵形で凸状に湾曲していないものや葉縁の鈍鋸歯状の欠刻がやや強い個体が発生し、形質がやや雑駁です。予めご了承の程、お願い申し上げます。
スパゲティソースに加えると味が引き立つイタリア料理の定番。葉をカップ2杯、刻みニンニク2片、オリーブオイル半カップ、クルミ半カップ、パルメザンチーズカップ2杯をミキサーにかけるとバジリコソースのできあがり。
4、5月
セルビア
2023年12月
60%以上
なし
なし
6月より10月頃まで。
4、5月(箱蒔きして苗を育てるか霜の心配が無くなったら直播)
25〜30℃
箱蒔きして苗を育て畝間60cm、株間30cmに定植。
種が細かいので薄く。(新聞紙を濡らしてかけておいてもいい)
25℃前後
陽当たり良く水はけ良い場所を好む。草丈が20cmぐらいになったら茎を摘み取って収穫すると次々に枝が出て大株に育つ。つぼみが見え始めたら摘んで葉の品質が落ちるのを防ぐ。熱帯地方では多年草であるが、日本やヨーロッパでは冬越しできないので、毎年種をまいて育てる。
不詳。(同じシソ科の青ジソや赤シソは簡単にこぼれ種で殖えるが、熱帯原産だと完熟した種が採れるかどうか?)
発芽年限8年。(「最新園芸大辞典」)
不詳。
よく乾燥させ密封容器に入れて低温低湿度の場所に。