Gargil Rocket-Salad / アブラナ科 Eruca sativa Mill.
エジプトなど地中海世界で普及。1995年岩手県衣川村々長の実弟佐々木良昭拓大教授が種をもたらし、衣川村で栽培が始まる。
英語でロケットサラダ、イタリア語でルッコラと呼ばれるアブラナ科野菜の一品種で、アラビア語ではガルギールと呼ばれる系統。最近山形や岩手などでサラダ用新野菜として脚光を浴びている。
若葉を摘んでマヨネーズやドレッシングソースでサラダや肉料理の付け合せに。おひたしや炒めもの、スープや味噌汁の実にも。(加熱処理するときは、さっと湯通しするぐらいが良い)エジプトでは強壮野菜として名高い。
春4月~秋10月
岩手県
2024年5月
65%以上
なし
なし
ほぼ周年
春4月~秋10月
15℃〜
スジまき、またはバラまき。
通常タネの厚みの2、3倍。(発芽まで湿度が保てる状態)
15〜20℃
5mm~1cm間隔にバラまきし、草丈5、6cmに育ったら根元をハサミで切り取り、ベビーリーフとして収穫する。寒さに強く、秋まきして間引きながら収穫すると、残った株は春に大株になるので新芽を摘みながら収穫する。肥料はほとんどいらない。春~夏まきするとすぐトウ立ちするので、早めに収穫する。
大株で寒さを越させ、トウ立ちして白い花が咲いたら莢の中のタネをを完熟させ、刈り取り、乾燥して莢から脱粒する。
一般菜類に準じ常温で2〜3年。(やや長命の部類)
充分乾燥した後の種子には休眠期間は無い。
よく乾燥させ、低温低湿度の場所に保存する。