Strawberry Spinach / アカザ科 Chenopodium capitatum
ヨーロッパでは古くから栽培されていたという。本種はアメリカから輸入したタネを、埼玉県の坂本幸道氏が無肥料栽培で自家採種したもの。
アカザ科アカザ属。三角形剣葉でホウレンソウに似る。非常に細かい微細なタネが入った赤い果実には甘みがあり、サラダに散らしたり、スイーツや前菜のトッピング等に彩りよく使えます。
栄養価が高い葉は、普通のホウレンソウとしてサラダや蒸し物、炒め物に。立春後日が長くなると抽苔し、開花後に実る赤いイチゴ状の果実は、サラダの彩りや料理のトッピングに。
春、秋
埼玉県
2024年7月
55%以上
なし
なし
葉物野菜としては10〜12月。果実の収穫期は春の4〜5月。
遅霜の心配がなくなった晩春か、夏を越え涼しくなる9、10月。
25℃以下(暑いと生えない)
極端に微細なタネなので、箱まきして苗を定植すると良い。
2、3mm程度(ごく薄く)。乾燥に注意して丁寧に水やりする。
15〜25℃
直播の場合、日当たりもしくは半日陰で水はけ良く有機質に富んだ土に、2.5cm間隔ですじまきし、発芽後に10〜15cm間隔に間引く。その後の栽培は普通のほうれん草に準じる。春に果実が実った後の2年目からはこぼれダネでも繁殖する。
春、桑の実に似た赤いイチゴのような果実が実ったら、完熟後によく乾燥し、目の細かいフルイの上でほぐし、軽い殻ゴミをふるって取り除き。中の細かいタネだけにする。
不詳。
暑さが大嫌いなので、暑いうちは休眠していて生えない。
完熟し十分乾燥したタネを袋に入れて冷蔵庫で保存する。