Mino Early Daikon Radish / アブラナ科 Raphanus sativus
江戸時代末期に、「練馬大根と亀戸大根が自然交雑して生まれたらしい」というのが定説になっている。
根長40cm、根径6〜7cmぐらいのスマートな白首大根。葉には毛が多く、暑さに強い(虫が媒介するウイルスに冒されにくい)ので、夏に収穫する大根として貴重。瑞々しく太りが早いが、ス入りも早いので適期収穫につとめる。
晩春まきして夏の大根おろしやサラダ味噌汁の実や、浅漬けに。 秋まきした物は、東京の初冬の風物詩「べったら市」のべったら漬けの材料として欠かせなかった。 葉に毛が多いので葉大根には不向き。
5月、8~9月
イタリア
2024年5月
85%以上
なし
なし
晩春まきで7、8月。秋9月まきで11月。
晩春~初夏の5~6月。または9月。
最適24~28℃、15〜35℃が実用上の限界温度。
瓶底の丸い押跡に後で間引き易いよう間隔を空けて点播。
1cm位。大根は暗い方がよいので完全に覆土する。
17~21℃、生育初期には高温にも耐えるが、平均25℃を越えると根部の肥大が悪くなり、肥大後は軟腐病や生理障害が発生しやすくなる。
生育早いがス入りも早いので注意
よくできた大根を年末に土中深く植え替え、越冬して春に開花後、莢を完熟させて刈り取り、脱穀した種子を天日に干してよく乾燥する。他の大根との交雑に注意する。
よく乾燥したタネならやや長命の部類(~4、5年)
休眠期は無い(結実後雨が多いと莢で発芽することがある)
よく乾燥し、お茶の缶などに入れ冷蔵庫の隅に。