Egoma White Seeded / シソ科 Perilla frutescens var: japonica
アジア原産。日本への伝来は縄文時代早期という。江戸時代以前の灯油や食用油はエゴマ油で、雨合羽や雨傘、油紙などにも用いられた。
シソ科(紫蘇はエゴマの変種)。別名ジュウネン。白花白実で草丈80cm。油脂が多く、食物繊維も多い。ビタミンE豊富。シソと交雑する。やせ地で栽培でき、シカ、イノシシ、サルなどの食害もない。
種実を煎って、ゴマと同様にタレ、和え物などに使用する。葉に焼肉を包んで食べても美味。エゴマ油の成分α-リノレン酸は、通常の植物油に多いリノール酸の害(動脈硬化等)を防ぐ。
5、6月
青森県
2024年1月
75%以上
なし
なし
種実は10月(北海道では9月下旬)。葉は常時。
直まきは5、6月(*夏至を過ぎてからの播種は、短日感応し花芽が発生するため、葉の収穫は見込めません。)
12℃以上
シソに準じる。(苗を立てて移植しても良い)
好光性種子なので薄く(3〜5mm)。
23〜25℃
短日植物の代表格であるシソの仲間は、日が短くなる8月下旬に花芽分化し約1ヵ月で開花、開花後さらに1ヵ月で子実(種)が成熟する。花芽ができると葉が硬くなり新しい葉が出なくなるので、葉を収穫する場合は、夏までに成長させること。油用に子実を収穫する場合は、種子が落ちないよう収穫適期に注意。
株全体が黄変したら種がこぼれ落ちる前に根元から刈り取り、一週間から10日程度乾燥して脱粒する。成熟した種はスズメなど野鳥の好物なので食害に注意する。
短い。(1年以上保存する場合は冷蔵。冷凍なら長期保存可能)
シソの仲間は、採種後半年近い深い休眠を現す。
早く休眠打破したい時は、2、3週間低温処理する。