Black Spanish Round Radish / アブラナ科 Raphanus sativus
ヨーロッパでは16世紀頃から栽培されていた。(1707年のガーデニングの本に記載がある)タネ袋に「交配」と表示されていても実は固定種。
ヨーロッパの黒大根「ブラック・スパニッシュ」の丸いカブ形のもの。黒いのは表皮だけで根の内部は白い。日本の聖護院大根ほど大きくなく、直径八cm前後で長さも8~10cmぐらい。黒長大根より固く、煮くずれしない。
ヨーロッパでは比較的ポピュラーな野菜で、煮たり炒めたりして肉や魚料理等の付け合わせにされることが多い。生でかじると辛味が強いが、過熱するとそれほどでもない。半月形に切り塩コショウしにんにくと炒めると良い。
8月下旬~9月
イタリア
2024年6月
85%以上
なし
なし
11~12月。(播種後60日ぐらいから)
8月下旬~9月。
最適24~28℃、15〜35℃が実用上の限界温度。
瓶底の丸い押跡に後で間引き易いよう間隔を空けて点播。
1~2cm。大根のタネは嫌光性なのでしっかり覆土する。
17~21℃、生育初期には高温にも耐えるが、平均25℃を越えると根部の肥大が悪くなり、肥大後は軟腐病や生理障害が発生しやすくなる。
いたって栽培容易で播種後2ヵ月ほどで収穫できる。収穫が遅れるとス入りしやすいので、半月毎に蒔いていくと長期間楽しめる。肉質が固いので収穫後の貯蔵性も高い。根の先端を上に逆さにして土中にいけておくか、新聞紙にくるんで暖房のない涼しい台所等に置けば、春先まで貯蔵できる。
よくできた大根を年末に土中深く植え替え、越冬して春に開花後、莢を完熟させて刈り取り、脱穀した種子を天日に干してよく乾燥する。他の大根との交雑に注意する。
よく乾燥したタネならやや長命の部類(~4、5年)
無い。(刈取りが遅れて雨に遭うと莢の中で発芽するので注意)
よく乾燥し、お茶の缶などに入れ密封し冷蔵庫の隅に。