ヒユ科 Amarantus mangostanus forma viridis Makino
インド原産。中国、マレーシアなど温帯や熱帯に広く分布する重要野菜で栽培が多い。
濃緑のバイアム。またの名をヒユナ。若葉を掻き採って食用にする。別名に「ジャワホウレンソウ」。茎は直立し一m余りになり、まばらに分枝する。高温乾燥に強く栽培容易で中国や東南アジアで広く栽培されている。
おひたし、ゴマ和え、油炒め、細かく刻んで汁の実など、ホウレンソウと同様の用途。茎は漬物としても利用できる。葉の煮汁は解熱効果があるという。
5、6月
タイ
2023年11月
75%以上
なし
なし
7~10月。
直根性(ゴボウ根)なので直播きする。
薄く。
20~35℃
5月以後に、1~1.2m巾の高畝に50cm条間で2条まき(株間10~20cmで一カ所4、5粒ずつ点播)。間引き菜を利用しながら30cm間隔で1本仕立てとする。草丈20cm程度で摘心して腋芽を発生させ、腋芽が伸びたら3、4枚で摘み取る。直根が深く乾燥に強いが、土壌水分の多いほうが葉が柔らかく品質が良い。
短日になると黄緑の花が茎頂や葉腋に咲き、種子が実ると光沢のある黒褐色の種が露出する。種子がこぼれないうちに刈り取り軒下で乾燥する。
4、5年と長いようである。
不詳。
よく乾燥し低温低湿度の冷暗所で保存する。