Plain Leaved Parsley / セリ科 Petroselinum neapolitanum
地中海原産。イタリア語は「Prezzemolo」。縮んだ葉のモスカールドパセリは江戸時代に日本に入り「オランダセリ』と呼ばれた。
イタリア語で「プレッツェーモロ」という縮みのない平らな葉のパセリ。パセリは移植を嫌うので鉢に直播きしキッチンに置けば、必要に応じ少しずつ摘み取って使える。耐寒性耐暑性ともに強い。高温乾燥下では生育が鈍る。冬になると開花するので株を更新する他は通年で栽培できる。
普通のパセリに比べ苦味は少ないが香りは豊か。そのままスープに浮かべたり、アンチョビやワインビネガーとともにペーストにし、グリーンソースにしても美味。
3~5月、9月
フランス
2024年5月
60%以上
なし
なし
6~12月
ハウス等の冬(~春)どりは6月まき。夏(~秋)どりは10月まき。
15〜20℃
直播。好光性種子なので土が厚く真っ暗になると発芽しない。
ごく薄く。土の代わりに新聞紙もみがら等で水分を保持する。
15〜20℃
発芽まで1週間~10日程度かかるのでその間乾燥しないよう注意する。直根性で根が深く張るので、耕土が深く水はけのよい畑が適している。株間20cm、条間30cm程度。冬になり抽苔が始まると葉が硬くなるのでタネ採りして株を更新すると良い。収穫の際、10枚程度葉を残すと新しい葉が次々展開する。
冬になって抽苔すると開花し種が実るので、刈り取り乾燥する。(タネが実るとその株は枯れる。花芽を次々切り取って抽苔させないようにすれば、生き残って翌年も収穫できる)
不詳。
不詳。
よく乾燥させ冷蔵庫等の低温低湿度の場所に保管する。