Chioggia Beet, Barbabietola / ヒユ科 Beta vulgaris L.var.rubra
ビートは地中海原産。2、3世紀から栽培されてきたが、主に飼料用で、16世紀にドイツやイギリスでローマンビートとして普及した。
根を水平に切った時の断面が紅白に分れて美しいのでサラダに最適なテーブルビート。(個体差により渦巻き模様が薄いものもある)収穫が遅れると球が割れるので、早めに(ゴルフボールから野球ボールぐらいまで)収穫する。
年輪模様を活かしてサラダやピクルスに。(過熱すると赤い色素が溶け出して全体が赤くなるが、もちろん煮物でも食べられる)若い葉も、茹でてからレモンとオリーブオイルで和えたり、バター炒めして食べられる。
3~9月
イタリア
2024年9月
75%以上
なし
なし
収穫が遅れると球が割れるので、早めに収穫する。10℃以下の低温が続くと抽苔するので、早蒔きは避ける。
春と秋。(冷涼地では初夏蒔きして8、9月収穫も可)
8〜30℃(11℃が最適)
直播き。発芽まで1、2週間かかる。
タネが隠れ発芽まで水分を保持できるよう。
13〜18℃が最適
ビートは冷涼な気候を好む。発芽温度も比較的低いが、発芽後に10℃以下の低温に15日以上遭うと抽苔するため、早春の早蒔きは避ける。(秋冬の短日条件下では低温に遭っても抽苔しない) 土壌適応性は広いが膨軟な壌土に良品を産する。土壌酸度は弱酸性から中性が適する。
秋蒔きして生育したビートの形状の良い物を選び、再び土中に埋めて、春の長日条件下で抽苔させ、結実後完熟したタネを刈り取り乾燥する。雌雄同株だが、雄しべ先熟で他家受粉する。
長い(冷暗所保存で5年)
不詳。
充分乾燥し低温低湿度の場所に保管する。