Cavolo Nero / アブラナ科 Brassica oleracea
トスカーナ地方で栽培が盛んな結球しない葉キャベツの一種でケールの仲間。
耐寒性が強く、霜が降りても生育し収穫し続けられる。葉は細長でまっすぐ伸び、濃緑色、凹凸のちりめん状。青汁でおなじみのケールより甘味・旨味も感じられる深みのある味わいで、ほぼ同等の抗酸化力と栄養成分。キャベツと比べるとビタミンCや抗酸化力は数倍高く、一般的な野菜のなかではトップクラス。
トスカーナ料理には欠かすことのできない野菜です。主に煮込み料理や豆類などと共にスープなどにも使われます。生食では苦みやエグ味を感じますが、加熱するとほのかな甘味が出てとても味わい深くなります。繊維質が多く熱に強いので、煮込んでもとろけにくく、炒め物に使う場合は、生のまま加えて炒めます。火を通しすぎない程度が美味しく、パスタの具としても使えます。ビタミン、ミネラルを豊富に含んでおり、普通のキャベツより栄養価も高く、市場では高級野菜として売られています。
7、8月
アメリカ
2023年10月
70%以上 *当ロットは発芽は表示以上ですが、やや低い傾向にあります。その為、10%程度増量をしております。
なし
なし
40cm低度に伸びた株元の葉から随時収穫する。
4~6月(冷涼地、高冷地)
9cmポットに3粒播き本葉2枚間引き、4枚で一本立する。秋作・25~30日、春作・35~40日が育苗期間目安。
定植:株間35~40cm、畝間60~75cm。順調に活着させるためしっかり灌水する。元肥は低度化成肥料200g/㎡。凍害・霜害には強いが、乾燥・根傷み・肥切れ等で弱ると葉が傷みやすくなる。草勢・葉色に注意してN、Kを成分量で5~10g/㎡を追肥し、肥切れしないようにする。病虫害には強いが、野菜類に登録のある薬剤の説明に従って防除する。