Golden Beet 'Luna' / ヒユ科 Beta vulgaris L.
バルバビエートラとは、砂糖大根やテーブルビートとも呼ばれる根菜。
独特の香りがあり、甘さ、軟らかい食感と鮮烈な色を楽しむ。ルナは、表皮は濃いオレンジ色で断面は鮮やかな黄色です。形がカブに似ていますが、カブではなくホウレンソウと同じヒユ科(旧アカザ科)で、ミネラル含量に優れ、栄養価の高い根菜です。丸型でゴルフボールから野球ボール大で収穫します。ゴルゴ程ではないですが、黄色い渦巻き模様が入ります。発色には個体間差があります。
根の部分は薄くスライスしてサラダの彩りにするのがお勧め。葉も、茹でてからレモンとオリーブ油で和えたり、バター炒めで食べられる。軟らかく青臭さ等は無く淡白で美味しい。
春、秋
茨城県
2024年5月
75%以上
なし
なし
春蒔きで5、6月。秋蒔きで11、12月。
春と秋。(冷涼地では初夏蒔きして8、9月収穫も可)
8〜30℃(11℃が最適)
株間15cm条間20cmに直播き。
タネが隠れ発芽まで水分を保持できるよう。
13〜18℃が最適
実は果実で、中に2~3粒の種子が入っており、1粒から2~3本発芽するので本葉2~3枚時に1本に間引く。ゴルフボール大で収穫する場合は、株間を5cm程度間引きを控えても良い。酸性を嫌うので、苦土石灰で中和し肥沃で柔軟な畑が良い。全量元肥で2kg/1㎡程。発芽まで7~10日ほどかかる場合があるので、発芽まで乾かさず、湿らせすぎず丁寧な灌水を心掛ける。定植も可能だが変形球が多くなるので若苗定植が望ましい。収穫が遅れると裂球するため早めを心がける。10℃以下の低温が続くと抽苔するので、早播きは避ける。立枯れやべと病が発生する場合があるので、多湿を避け風通し良く管理する。
秋蒔きして生育したビートの形状の良い物を選び、再び土中に埋めて、春の長日条件下で抽苔させ、結実後完熟したタネを刈り取り乾燥する。雌雄同株だが、雄しべ先熟で他家受粉する。
5年。
不詳。
充分乾燥し低温低湿度の場所に保管する。