Lemon Basil / シソ科 Ocimum basilicum var. citriodorum
バジリコはインド原産の野菜ですが、古代ローマ時代にギリシャからイタリアへ伝わり、今ではイタリアを代表する野菜で、ギリシャ語のBasilikon”王の(草)”が名前の由来です。
バジルには、スイートバジル、シナモンバジルなど多くの種類があります。本種は、レモンバジルの一種でレモンのような爽やかな香りが特徴です。葉が非常に柔らかく、節間が長くなる傾向にあります。葉を噛むとスウィートバジルの風味の後に強い柑橘の香りが広がります。スイーツは勿論、唐揚や麺類に添えると爽やかな風味が楽しめます。
トマトとの相性が抜群で、栽培においても抗菌成分による病害虫抑制効果が知られコンパニオンプランツとして有名です。
5~6月
アメリカ
2024年10月
65%以上
なし
なし
20〜25℃
発芽まで7~10日程度。直播できますが移植栽培が向きます。9cmポットに深さ5~10mmの穴をあけ、3~5粒播くか200〜128穴トレイを使用しての播種が向きます。
厚すぎると発芽しないことがあるので注意します。
株間30cm×35cm程度で定植します。本葉5枚程度で定植します。施肥は、窒素成分で1.0~1.5kg/aです。バジルは比較的乾燥に弱いので育苗時や定植直後は乾かしすぎないように注意します。草丈が30cm程度で摘芯をし、枚数を増やします。草丈50cm程度になると倒伏の可能性があるので、支柱などを利用して誘引します。18~20℃程度で生育が鈍くなり始め、15℃以下では生育が停滞し、枯死します。栽培で注意する病気に経枯れ病があります。害虫では、ヨトウムシ、ハモグリバエ、アブラムシに注意します。摘み取り収穫がお勧めです。