Mikawashima Edamame / マメ科 Glycine max
大豆は中国東北部から古代日本に渡来。幕末に日本からアメリカに渡った。東京都三河島で栽培され全国に広がった枝豆の代表品種。
枝豆にも大豆にも向く中生種。生育日数85日、収穫適期4〜5日。花色は白花、莢は濃緑、毛は白毛(毛茸多)。2粒莢57%、3粒莢29%。密生して1株当たりの着莢が多く安定した収量が期待できます。大豆としても収穫できますが、裂莢脱粒しやすいので収穫に注意して下さい。
8月中下旬穫りの枝豆に。大豆として秋収穫し、味噌、醤油、煮豆、豆腐、納豆、豆モヤシ等。
5月、7月
岩手県
2023年12月
85%以上
なし
なし
若莢を枝豆として夏。完熟した大豆として秋。
5月、7月
25〜30℃。10℃以下では不良になる。
2、30cm間隔に3粒ずつ点播。
発芽まで地温と水分が保持できるよう3cmぐらい。
20〜25℃
枝豆は酸性土を嫌うのでカキ殼石灰などで中和する。肥沃地は過剰繁茂して実付きが悪い。発芽直後の鳥害(本葉が出るまで)と夏の虫害(特にカメムシ)に注意。大豆は真夏高温になると開花しても花粉が出ず実が付かないことがあるので35℃以上の高温期に開花期が重ならないよう注意する。
自家受粉性なので交雑の心配はまずない。(そのため風土に適応した地方品種が様々ある)完熟させ豆(大豆)として収穫するがコクゾウ虫に入られないよう注意すること。
大豆は短命種子。常温1、2年と思うのが妥当。
ない
充分乾燥し、密閉して低温低湿度で保存すると良い。