Red Sword Bean / マメ科 Canavalia gladiata
熱帯地方原産。日本には中国を通じ江戸初期伝来。(江戸中期の辞書『和爾雅』に刀鞘豆、鞘豆『本朝食鑑』に刀豆。奈多末女と記載。
つる性。赤花赤豆。大きい豆を収穫するには若莢を間引く。(間引いた10cm位の若莢を食用にする)
若莢は福神漬材料として有名。漬物の他、若い莢を薄く削いで天ぷらに。若い豆を茹でてもおいしいと言う。熟した豆莢は粉にして漢方薬として有名。
5月~
岐阜県
2023年11月
75%以上
なし
なし
食用の若莢は夏~秋。完熟した豆の収穫は晩秋。
若莢と多少の豆を収穫するなら5月以後直播き。
25℃前後
豆を量とるには4月に加温育苗し生育期間を長くする。
通常タネの厚みの2、3倍。(発芽まで地温と湿度を保持)
25℃以上の高温
生育に高温を要し、豆を多収するには長期間栽培する必要があるため(30cm以上の大莢を鈴成りにする)、中部以南の温暖地でないと大量の収穫は望めない。
完熟し収穫した豆の中から良いタネを選ぶ。
不詳(通常豆類の寿命は短かめ)。
不詳。
充分乾燥し、お茶の缶に入れ低温低湿度で保存する。