Haibushi Pole Bean / マメ科 Phaseolus vulgaris L.
1985年に国際農林水産業研究センター(旧熱帯農業研究センター)が実施した
海外遺伝資源調査において、マレーシアで収集した雑駁な種子集団からインゲンマメ「石垣1号」として純系選抜した系統。「ハイブシ」は「南の星」の意味。
非常に暑さに強く、真夏の高温期でも着莢するつるありインゲン。莢は平莢で長さ12~13cmと短めで濃緑色。適温範囲では播種~収穫まで約50日と極早生である。乾燥や多湿など環境の変化に強く、長期間収穫ができる。種子は小粒で黒色。
4~7月
中国
2023年12月
80%以上
なし
チウラム種子粉衣1回
収穫が遅れて莢が大きくなるとスジが入るので注意します。
20~30℃。最低温度15℃、最高温度35℃。
15〜30℃。10〜30℃の範囲で栽培可。10℃以下では生育が停滞する。30℃以上の高温が続くと落花が多くなる。
うね幅1mで1条植えとします。株間は35cmで1ヶ所に3~4粒ずつ播種します。本葉1~2枚になった頃、間引きを行い2本残します。つるあり品種なので、種まき後10日までにネットを張ります。
1998年農水省品種登録。2013年育成者権期間満了済み。自家採種できます。