Ponderosa Tomato / ナス科 Solanum lycopersicum
アメリカで家庭菜園用に育種。、1891年日本導入。それまでの赤色調理用品種に比べトマト臭が無い、日本人好みの桃色トマトの元祖。
写真のように見るからに不格好な実ができることもあるが、味の良い昔の大玉トマト。写真は、お客様のブログから引用させていただいた。(http://blogs.yahoo.co.jp/pyonepyone/7319450.html)
生食用トマト。1個500~700グラムにもなる果実は不整形になりやすく見栄えが悪いが、こくのある味は最も美味。いつか「ポンテローザ」と呼ばれるようになったが、本来は「ポンデローザ」。
3、4月(温床)5月(直播)
中国
2024年10月
80%以上
なし
なし
夏から秋
温床で3月中旬。冷床で4月中旬。露地播きは5月から。
20~30℃(最低10℃〜最高35℃)
浅箱にスジまきする。スジ間隔6cm、種の間隔2cm位
種子の厚みの2、3倍。発芽まで乾かさぬこと。
昼間25~30℃、夜間10〜15℃。30℃以上の高温では、着果・肥大・着色が不良となり、35℃以上では花粉稔性が低下し落花を起こす。
一般のトマト栽培に準じ、脇芽を除去する1本仕立てで栽培する。フザリウム抵抗性が無いので床土は無菌のものを使用する。乾燥し過ぎると花落ちに尻腐れが出やすいので、敷き藁や灌水に注意する。最近のハウス用F1品種と違い、雨に強いので、特に雨よけをする必要は無い。
実付きよく病気に強い株を選ぶ。味の良い完熟果を収穫し、器に種をもみ出し、2、3日発酵させ、水洗してから新聞紙に広げ、日光にあて乾燥する。(乾燥不十分だと発芽率が落ちる)
長命種子の部類。(4年以上)
未熟果から採種すると休眠を示すが、光で打破する。
よく乾燥させ紙袋に包み、低温低湿度にて保管する。