Mexico Midget Tomato / ナス科 Solanum lycopersicum
メキシコの米国テキサス州との国境付近の道端に生えていたトマトを牧草を運搬するトラック運転手が見つけて米国に持ち帰ったのが元という。
ブルーベリー位のサイズのマイクロトマト。草勢強く、露地栽培で夏から霜が降りる頃まで長期間収穫できる。数個ずつあちこちに果実が実るため収穫はやや手間である。野生種に近い Solanum pimpinellifoliumと思われるが未確認。
生食、サラダ用。トマトソース等。比較的収穫後の棚持ちが良い。
3、4月(温床)5月(直播)
埼玉県
2024年10月
75%以上 *採種環境条件が厳しかったため、発芽率がやや低くなっております。予めご了承のほどお願いいたします。
なし
なし
7月から11月。定植から65〜70日。
温床で3月中旬。冷床で4月中旬。露地播きは5月から。
20~30℃(最低10℃〜最高35℃)
浅箱にスジまきする。スジ間隔6cm、種の間隔2cm位。
種子の厚みの2、3倍。発芽まで乾かさぬこと。
昼間25~30℃、夜間10〜15℃。30℃以上の高温では、着果・肥大・着色が不良となり、35℃以上では花粉稔性が低下し落花を起こす。
放任栽培でも良いが、草丈180cm位まで伸びるのでわき芽を伸ばして蔓ものネットに絡ませたり、筒状のワイヤーメッシュ等で囲むと良い。
実付きがよく病気に強い株を選ぶ。完熟果を収穫し、器に種をもみ出し、2、3日発酵させ、水洗してから新聞紙に広げ、風通しの良い場所で乾燥させる。
長命種子の部類。(4年以上)
未熟果から採種すると休眠を示すことがある。
よく乾燥させ紙袋に包み、低温低湿度にて保管する。