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信州を代表する丸ナス 小布施丸茄子

おぶせまるなす

Obuse Round Eggplant / ナス科 Solanum melongena S.

国内採種品

おそらく江戸時代から明治にかけて信濃川沿いに伝播してきたものと思われる。(大井美知男・市川健夫著『地域を照らす伝統作物』より)

通常価格:
¥314税込
特徴

山国信州を代表する巾着型の丸ナス。果重は300~400グラム。表皮に浅い溝が入り、色は黒紫色だが艶が無い。果肉は緻密で硬くほのかに甘い特有の風味がある。本葉7、8枚で一番花が開花する中生種。草姿立性で草丈は中位。茎や葉には強いトゲがある。

用途

煮物が一番で柔らかくなるが決して煮崩れしない。油味噌、天ぷら、塩漬けやカレーなどにも利用されるが、信州名物「おやき」の具にも欠かせない。果肉を丸く輪切りにした小布施丸茄子のナスあんは、まさに本物の味。

蒔きどき

2〜4月(温床)5月(直播)

採種地

長野県

発芽検定月

2023年11月

発芽率

75%以上

種子加工

なし

種子消毒

なし

Product Details 商品詳細

収穫期

盛夏から秋にかけて。

播種期

温床育苗は2月から。直播きの場合5月以後。

発芽適温

最適温25〜35℃(要変温)、発芽温度15〜40℃

播種法

日中30℃、夜間20℃の温度変化がとれるよう工夫する。

覆土

タネが隠れ発芽までの2週間、必要な湿度が保持できる程度。

生育適温

昼間23〜28℃、夜間16〜20℃(最低7℃〜最高40℃)、地温18〜20℃

栽培法

病害に比較的強く、栽培容易である。長野では2月下旬に播種して接木苗を養成し、5月中下旬に定植している。(露地への定植や播種は、地温が18℃以上と充分温かくなってから行う)高温乾燥期は、敷藁し灌水するなど水分維持

採種法

2、3番果など下部に着いた優良な種果を木で完熟させ、収穫後、日陰で2週間追熟し、布袋などに入れた上から木槌などでつぶして種を果肉から外し、水洗した後、1日天日乾燥する。

種子寿命

長命種子の代表である。(5年以上)

休眠

「なし」と書いてきたが、ナスの新種は休眠が長いので生え揃いにくいともいう。

種子保存法

天日乾燥後1週間陰干し。低温低湿度の場所に保管する。

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