shin Isahaya Shigatsu Daikon / アブラナ科 Raphanus sativus L.
雲仙四月大根と同系と思われる。(『野菜の地方品種』1980野菜試験場)
九州長崎県諫早地方の半吸込性白首大根。葉が立性でなく匍匐性で首部分を覆うので寒さに強く在圃性が高い。また晩抽性でトウ立ちが遅いので三、四月まで収穫できることからこの名がある。耐病性もある。
煮食、生食、漬物などなんでも。
9月
埼玉県
2025年6月
85%以上
なし
なし
12〜3月
9月
15〜30℃
瓶底の丸い押跡に後で間引き易いよう間隔を空けて点播。
1〜2cm。大根のタネは嫌光性なのでしっかり覆土する。
17〜25℃
温暖な長崎では畑で冬越しして翌春出荷する晩抽性大根の需要が多いようで「三月大根」や「四月大根」の呼称のある品種が多いが、寒冷地ではこの作型は無理と思われる。(試してみないとわからないが多分冬の低温に反応して抽苔が早まるだろう)
よくできた大根を土中深く植え直し、春に開花後、莢を完熟させて刈り取り、脱穀した種子を天日に干してよく乾燥する。他の大根との交雑に注意する。
よく乾燥したタネならやや長命の部類(〜4、5年)
無い。(刈取りが遅れて雨に遭うと莢の中で発芽するので注意)
よく乾燥し、お茶の缶などに入れ密封し冷蔵庫の隅に。