Toothache Plant Yellow (Para Cress) 桂圆菊 / キク科 Spilanthes oleracea
別名パラクレス。東南アジア、マダガスカルなど熱帯各地で香味野菜として栽培され、路傍に生える帰化植物ともなっている。原産地は不詳。日本では専ら観賞花として親しまれてきた。
ツクシの先のような黄色い花穂をつける。全草に山椒のような舌を痺れさせる辛味があることから、花や茎葉を香味野菜として用いる。花は乾燥させても辛味を保つ。
エディブルフラワー、生葉をサラダとして(加熱調理すると辛味はなくなる)。消炎や消化促進の民間薬として使われる。鎮痛作用もあるので、インドでは頭痛や歯痛にも用いる他、噛みタバコにブレンドするという。辛味を活かして料理やドリンクのアクセントに。初期生育が遅いため時間を要するが、ベビーリーフも面白い。
4月下旬〜6月
埼玉県
2023年11月
80%以上
なし
なし
7〜10月
4月下旬〜6月
20〜25℃
株間20〜30cm位に4〜6粒ずつ点播。小さいうちは植え傷みし易いので、移植する場合は丁寧に行って下さい。
薄く。
20〜30℃
草丈5cm位になったら、1箇所1〜3本に間引く。強健でほぼ病虫害なく栽培容易だが、プランターや鉢植え栽培ではナメクジの食害に注意。
花が咲き終わり花殻が茶褐色になると灰色の細かい種子と共に剝げ落ちるので、こぼれ落ちる前に順次摘み取る。軒下の風通しの良い場所でよく乾燥させた後、手で揉んで花殻を解し、風選してゴミと種子をより分ける。
不詳。
無い。こぼれダネでもよく発芽する。
充分乾燥し、冷蔵庫など低温低湿度下で保存する。