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おいしさ詰まった小ぶりナス 寺島茄子(蔓細千成)

てらじま(つるぼそせんなり)なす

Terajima(Tsuruboso Sennari) Eggplant / ナス科 Solanum melongena

国内採種品

江戸時代の寺島村(現・墨田区東向島付近)の産。かつては千葉、神奈川方面にかけての沿岸部の砂地帯で多く栽培された。宅地化による畑の減少とF1品種の台頭により途絶えたが、ジーンバンクに残っていたタネを元に、江戸東京・伝統野菜協会代表の大竹道茂氏の手によって復活した。京都のもぎ茄子によく似る。

通常価格:
¥380税込
数量:
一袋あたり: 粒数 20粒以上  内容量 0.2ml
商品コード:1714
  
発送日目安:1〜3日後に発送
特徴

茎細く小葉で開張性が強く草丈の低い早生種。果形は卵円よりやや長味を帯び、紫黒色で光沢がある。退色が早く種子もすぐ入るので、果長6〜7センチの小ナスで収穫する。

用途

小型で熟期が早いので当時は専ら漬物用に供せられた。しまりある肉質は加熱するとトロみが出て美味しい。

蒔きどき

2〜4月(温床)5月(直播)

採種地

茨城県

発芽検定月

2024年10月

発芽率

75%以上

種子加工

なし

種子消毒

なし

Product Details 商品詳細

収穫期

夏から秋。熟期が早いので温暖な早生地での早熟栽培に最も向く。他品種よりも早く木が上がるので、収穫期間は短め。

播種期

温床育苗では1月下旬から。直播きの場合5月以後。

発芽適温

最適温25〜35℃(要変温)、発芽温度15〜40℃

播種法

発芽には日中30℃前後、夜間20℃前後の温度変化が必要。

覆土

タネが隠れ発芽までの2週間湿度が保てるように。

生育適温

昼間23〜28℃、夜間16〜20℃(最低7℃〜最高40℃)、地温18〜20℃

栽培法

寒害で根を傷めないよう露地への定植は地温18℃以上と充分温かくなってから行う。(直播きも同じ)好光性植物なので太陽光を葉に充分当てる。株間60cm位。ナスは成育期間が長いため有機質肥料の効果が高いので、充分深耕し堆肥などを施す。高温乾燥期には敷き藁して水分保持に努める。

採種法

ナスは自家受粉性なので交雑はほとんどしない。2、3番目に着いた充実した種果を黄褐色になるまで枝につけ、完熟果を収穫後日陰で追熟。切り開いてタネを出し水洗する。切開する前によく揉み込むとタネが出しやすい。

種子寿命

長命種子の代表である。(5年以上)

休眠

新種子は休眠が長いので、やや生え揃いにくい。

種子保存法

1日日に干し、1週間陰干し乾燥後、低温低湿度で保存。

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