Rhubarb Victoria / タデ科 Rheum rhubarbarum
シベリア南部原産。最も古い栽培植物の一つで、日本には明治以後に渡来した。和名「食用大黄」。ビクトリアはイギリスにて1837年に発表された品種。
フキに似た宿根草。葉柄は30cm以上に伸び、赤紫色になる。数年間放りっぱなしでも丈夫で作りやすく。耐寒性強いが暑さにやや弱い。 本種はやや晩生豊産のビクトリア種、埼玉県の坂本幸道氏が無肥料無農薬栽培で採種した種子。
青リンゴに似た独特の酸味のある葉柄を砂糖煮やジャム、パイなどに利用する。(ジャムの場合、葉柄をスライスし同量の砂糖で煮詰める)。イチゴやワイルドストロベリー、赤スグリの実と一緒にジャムにするとルバーブの味が引き立つ。大きな葉は蓚酸を含み食用には不向きだが、銅や真鍮の研磨材として利用される。
春4月が最適
埼玉県
2024年6月
65%以上
なし
なし
播種の翌年5〜7月(以後毎年)。葉柄が25cm位になったらかきとる。
春/4月または秋/9月(中間地、暖地)
15〜20℃前後
12cmポットに数粒まき本葉5、6枚で定植する。
種が隠れ発芽に必要な湿度がとれる程度。
冬は地上部が枯れる
4、5年に一度更新する時期の株分けで増やすのが一般的だが、春秋の種まきも容易である。アスパラガスのように畑の隅に数年植えっぱなしにするので、他の作物の邪魔にならぬよう。植替え時期に化成肥料に当ると腐りやすい。
6、7月頃に1m位の太い花茎を伸ばし、先端に白い小花を密につけるので、中にタネがある三角形の実が熟したら刈り取り乾燥する。他家受粉性だが数株植えれば自家採種は容易。一般の栽培では株分けで繁殖する。
短い(1年)。
不詳。
乾燥剤と一緒にお茶の缶などに入れ密封して冷蔵庫に。