Extra Early Futtsu Kurokawa Squash / ウリ科 Cucurbita moschata
元は東京都板橋区で栽培されていたが、千葉県君津郡地方に移り、早出し南瓜として盛んに栽培されるようになった。
1.早生で中型、いぼ状の菊座で黒皮の典型的な日本カボチャ。成熟すると赤味が混じる。 2.果皮は黒光りして美しく、果肉は黄色で厚く堅、粘質。若玉の方が食味良。
4、5月
中国
2024年10月
80%以上
なし
過酢酸浸漬処理1回生産地処理
夏から秋。
晩霜の心配がなくなってから直播きすると良い。
畝幅1.5m株間1m位に点播。
2、3cm
本葉7、8枚で摘芯し、3、4本の子蔓を四方に這わせる。(果実は子蔓に着果する)草勢は強健で、不良天候でも旺盛に生育する。一般に日本カボチャは、高温多湿の日本の気候に適応しているので、栽培は極めて容易である。(太くて長い根を持っているので、移植せず直まきして放任栽培するのに向いている)
金糸瓜などのペポカボチャ系とは交雑しないが、西洋カボチャとは交雑しやすいので注意が必要である。完熟果を一か月追熟し、割って種を出し水洗。(充実した良い種は水に浮く)
常温で3、4年。(保存環境がよければ10年)
南瓜の中には休眠する系統もあるが、本種は休眠しない。
充分乾燥し、お茶の缶に入れ、低温低湿度で保存する。