Kitanosho Turnip / アブラナ科 Brassica rapa
滋賀県近江八幡市の八幡山付近の北之庄町一帯で主に農家の漬物用として古くから栽培されていた色かぶの選抜種。
草勢は立性。茎はやや紫色を帯び葉は欠刻があり無毛。根部は径3〜4㎝、長さ12㎝位の中長型円筒形でやや細い首部は紫紅色を帯びる。尻づまりよく、下部にふくらみがある。根こぶ病への耐病性はない。
肉質は緻密で幾分辛味と酸味があり塩漬、粕漬、コウジ漬、酢漬など漬物用として美味。おろしても水分が少なくみぞれ鍋などに良い。油と相性がよく程よい辛味があるため炒め物にも。
9月
滋賀県
2024年6月
75%以上 *発芽率がやや低くなっております。増量しておりますので、多めに播種していただきますようお願い致します。
なし
なし
11〜1月。播種から60〜70日が最適。
9月
15〜20℃、最低4〜8℃、上限40℃
条間20cm、株間5cm位に2〜3粒ずつ点播。
普通 (通常タネの厚みの2~3倍)。
15〜20℃前後
発芽後、適宜間引いて(遅れないように株間20cmに間くく)、大きく育ったものから長期に渡り収穫する(固定種なので生育がばらつく)。初期は乾燥に注意。
良いカブを選び30cm間隔で土中に生け、菜の花の開花後、結実して莢が茶褐色になったら刈り取り、天日干しにしてよく乾燥させる。自家不和合性なので、最低10株以上まとめて採種する。
一般菜類に準じ常温で2~3年(やや長命の部類)。
莢で完熟させた後はほとんど無い。
よく乾燥し、お茶の缶などに入れ冷蔵庫の隅に。