Common Thyme / シソ科 Thymus vulgaris
地中海沿岸のヨーロッパ南部、北アフリカに分布し、丘陵地に自生する多年生の半低木。日当たり良く水はけの良い乾燥した場所を好む。古代ギリシャの頃から薬用・香辛料として利用され、ヨーロッパ各国で広く栽培される。
草丈15〜20㎝、細かく硬い茎が地面を這い、先端は直立する常緑の半低木。鉢・プランター栽培も可。小さな花は蜜源として昆虫に好まれる。
葉を利用する。肉料理や魚料理、スープ、サラダにも。乾燥葉は畜産 加工品やソースなどに多用される。蒸留して得られる精油の主成分チモールには殺菌力があり、歯磨き粉などに入れられる。
3~6月、9~10月
ニュージーランド
2024年4月
45%以上
なし
なし
9〜10月、4〜6月(随時葉の先端を摘み取って収穫する)
3~6月、9~10月
18〜20℃
初期生育が遅く雑草に負けるので箱まきして移植する方がよい。
タネが隠れる程度に薄く。
18〜20℃最適
草丈7〜8cmになったら、株間20~30cm位で畑に定植。病虫害にはおかされず栽培容易。一度植えれば数年その場所で育てられる。年に2〜3回刈り込みをして下の方から再生させる。雨季の前に行い株元の通風を良くする。木質化するので4〜5年に1回位株を分けて新しい場所に移植するのがよい。
花が咲き終わり乾燥したら詰み取る。筵の上に広げてさらに乾燥させた後、花殻とタネをより分ける。
2〜3年。
不詳。
よく乾燥させ、お茶の缶などに入れ冷蔵庫の隅に。