Blanche de Virginie Squash, Courgette/ ウリ科 Cucurbita pepo L.
ペポカボチャはメキシコ周辺原産。 本種は、アメリカ・バージニア州からフランスに渡ったタネが定着したものと言われている。
透明感のある淡緑色〜クリーム色のやや丸みのある果実で、皮が薄く肉質緻密で食味良好。*雄花・雌花の比率の偏った株が出やすいので、なるべく多めに株数を用意して育ててください。本種は無肥料自然栽培で選抜・採種したタネ。
炒め物、煮物などにナスのように使う。特に甘味はないが独特の風味があっておいしい。肉やトマト、チーズといっしょに調理すると相性がいい。縦に薄くスライスして作るズッキーニのカルパッチョがおすすめ。
4〜6月
埼玉県
2024年10月
80%以上
なし
なし
7〜10月。 花後3日〜1週間ぐらいが収穫適期。果長15cm以内で収穫。獲り遅れると皮が固くなり果肉が錦糸瓜のようにそうめん状に煮崩れします。
4〜6月。寒さに弱いので、充分暖かくなってから播種する。
25〜30℃ (最低10℃上限40℃)
大きめのポットに2粒播きか、温度が上がってから畑に直播き。
1〜2cm。
18〜27℃
畝幅2m、株間90cm程度。浅根性なので乾燥期は敷藁やポリマルチすると効果が高い。果実を若いうちに収穫すると、次の果実の成長が早い。高温期は、早朝に他株の花粉を人工受粉してやると良い。ウリハムシの食害に注意する。
一般カボチャとは交雑しにくいが、同じペポ系の錦糸瓜(そうめん南瓜)やおもちゃ南瓜とは交雑する。完熟果を追熟し、縦2つ割りしてスプーンでかき出して採種。1日日に干してよく乾燥する。
やや長命な部類(常温で3、4年程度)。
南瓜類は採種後しばらく休眠を示すことがあるという。
充分乾燥し、お茶の缶に入れ低温低湿度の場所で保存する。