‘Sticchio’ Finocchio, Florence Fennel / セリ科 Foenicum vulgare
イタリア在来の早生固定種から肥大が早く、筋張らず食味の良い系統をトキタ種苗が選抜、2012年発表。日本で改良された小型フィノッキオ。
スティック形状のフローレンスフェンネル。密植条件下で葉鞘基部が肥大しやすく、播種後50〜60日で収穫可能。食味は良く、他の野菜にない清涼感があり、繊維の歯ごたえと甘味が美味。
膨らんだ葉鞘基部は生食可能。バーニャカウダと相性抜群。加熱調理では柔らかくなり全て可食。フライや鍋など和食に取り入れても面白い。マドラーとして使うとお酒に風味が移り、爽やか。
春3月、秋8〜10月
チリ
2024年10月
70%以上
なし
なし
播種後50〜60日。本葉5〜6枚時に収穫。
春3月、秋8〜10月
20〜25℃
株間2〜3cmで筋播き。発芽まで時間がかかるので乾かないように注意。
種が隠れる程度。軽く押しつけ土とよくなじませる。
18〜27℃
点播きでは15×15cm間隔で3〜5粒ずつ播種し間引きは不要。酷暑期はトンネル遮光し地温を下げて下さい。初期生育緩慢なので、発芽までは地面を乾かさないように灌水を行います。30℃以上の高温や10℃以下の低温で生育が鈍り、4℃以下で停滞します。霜害を受けやすいので注意。移植はあまり好まないので直播がよい。
開花時は草丈が高く倒れやすいので、支柱や縄で支えてやると良い。虫媒花なのでスイートフェンネル、フローレンスフェンネルなど他品種との交雑に注意。種実が茶褐色になったら収穫する。
3〜4年。
不詳。
充分乾燥し、冷蔵庫など低温低湿度下で保存する。