Nanbu Cabbage / アブラナ科 Brassica oleracea
1900年工藤正氏育成。Vandergaw(バンダーゴー)×Autumn King(オータムキング)若しくはEarly Summer(アーリーサマー)との自然交雑から育成され、かつては早晩多くの系統があった。
岩手県南部地方で育成された春蒔き秋獲り用の品種で、120日型の極晩生品種。球は扁平甲高で20〜25㎝、1.8〜3.8kg。肉外葉が大きく葉脈が白く太い。結球は非常に堅く玉割れしにくく貯蔵性もあり輸送に耐える。肉質は劣る。
春の早生キャベツほど柔らかくはないが、生食から炒めもの、漬物等キャベツ料理なんにでも向く。
4〜5月(高冷地)
岩手県
2024年6月
55%以上 *天候等の影響による採種環境条件が厳しかったため、発芽率が低くなっております。予めご了承のほどお願いいたします。
なし
なし
9〜11月
4〜5月播種(高冷地)6〜7月定植。
15〜30℃
箱蒔きまたは冷床蒔き、ポットまき。年内葉数6枚以内で定植。
タネが隠れる程度。(通常タネの厚みの2、3倍)
15〜20℃
大玉で外葉が大きいので株間は広く取って下さい。夏越しの際は、ヨトウムシ、ネキリムシ、ダイコンシンクイムシ、コナガなどの防虫対策を万全に。
年内に大株になっていないと開花しない。キャベツとして収穫する本来の播種期の前にまき、結球させず抽苔させ、開花させる。ブロッコリーやカリフラワーと交雑するので注意する。
常温で1〜2年。(やや短命な部類)
キャベツの種は、採種後、高温時に短期間休眠することがある。
乾燥し、お茶の缶などに入れ密封し冷蔵庫の隅に。