Nagano Zairai Hubbard Squash / ウリ科 Cucurbita maxima duchesne
西洋カボチャは明治以後にアメリカから伝来した。ハッバードは北海道では別名マサカリ南瓜として知られる。
長野県に土着したハッバード南瓜。果実は黒皮の紡錘形。果重1.8kg前後。 やや粘質がかる粉質で、収穫後2ヶ月間が可食期間。早生種で作りやすくゴロゴロと着果する。大葉、茎太でつるが長く、草勢は極めて強い豊産種で自家採種に最適。暖地栽培では収量、味とも劣る。
煮物、天ぷら、スープなど。
4、5月
長野県
2024年10月
80%以上
なし
なし
ハウスの促成栽培では8月。露地栽培では9〜11月。
ハウス促成は3月に温床でポットまき。露地の直播きは5月。
25〜30℃
露地ニ直播きの場合、畝間3m、株間1mに数粒ずつ点播。
2、3cm。カボチャ種子は嫌光性なので確実に覆土する。
20℃前後
病気に弱く管理が難しい。収量も一般に栽培されているカボチャの半分程度と言う。ポットで苗を育てた場合、本葉3枚で定植。子蔓を4本程度伸ばす。
西洋カボチャ同士や日本カボチャとはよく交雑するがペポカボチャとは交雑しない。カボチャの花粉は高温に弱く、25℃以上で死んでしまうので朝のうちに同品種を交配してやる。
低温乾燥環境なら3〜10年。(やや長命な部類)
採種後2週間程度弱い休眠期があるという。
1、2年なら室内の引出し等でよい。冷蔵庫なら寿命が伸びる。