Flax / アマ科 Linum usitatissimum
小アジアおよびエジプト原産の一年草。世界で最も歴史の古い作物のひとつでエジプトで5000年前にすでに衣服に使われていた。種子には30〜45%の亜麻仁油が含まれる。日本では元禄年間(1688〜1703)に薬用として採油目的での栽培の記録がある。繊維目的での栽培は明治以降に欧米から北海道に導入されてから。
草丈1mほどになり、小さく薄青色の花をつけます。
茎はリネン(繊維)に。種から亜麻仁油が採れる。ペイント、ワニス、石鹸などの原料として広い用途がある。
3~5月
イタリア
2024年11月
60%以上
なし
なし
播種後90日位で収穫。茎の収獲は7~8月ごろ、種は夏以降収穫できます。
3~5月
20℃で3〜4週間で発芽。
移植を嫌うので、直播で(ポット栽培も幼苗までは可) 2~3粒、株間50cm程度で点播。発芽を揃え、稚苗の生育を均一にするのが大切なため、整地はていねいに行う。
2cm位。
本葉が出てきたら1本に間引く。過湿を嫌うので乾燥気味に育てる。連作を嫌う(水田前作の場合は連作可)。晴天日に抜き取り、株元を揃えて2〜3日乾かしてから、畑地に高さ1mくらいに堆積して3〜4週間おく。それから脱実した茎を原茎という。原茎を浸水するか、雨露にさらして発酵させるなどそて繊維以外を分離する。
1〜2年。