Toyo Senko Long Carrot / セリ科 Daucus carota
国分系の中から長形で尻肉のあるものを選抜。昭和28年トキタ種苗育成。国分よりやや熟期遅れ、国分と万福寺の中間をいく中生種。
根長70〜80㎝で中心部まで鮮紅色。肩張りは丸みがあり、尻肉がよくつく。肉質緻密で食味良好。耕土の深い肥沃な壌土で最も能力を発揮するが、適応の幅は万福寺などより広い。抽苔性低く春まきも可。勢強く、栽培しやすい。
肌、芯ともに鮮紅色。先端まで良く早く着色。肉質は柔軟。煮しめ、煮 物に最適。ジュースにも良い。栽培しやすい。
6、7月(春まきも可)
イタリア
2024年10月
65%以上
なし
チウラム・イプロジオン種子粉衣各1回
11〜3月
6、7月(春まきも可)
最適15〜25℃
種が細かいので薄めにスジまきする。
好光性種子のため土を厚くかけると発芽しない。
最適18〜21℃
長ニンジンは耕土が膨軟で深くないと順調に育たない。火山灰土が最適であるが、浅い土の場合、60cm以上深耕しておく。畝幅60cmに1~2条まき。発芽初期から混み合っている所は早めに間引き、本葉2枚で3~5cm間隔に、6枚頃には最終間引きで株間を20cm以上とする。(間引きが遅れると根が育たない)
土中に埋め越冬させると低温に感じて花芽ができる。虫媒花なので他品種が近くにあると交雑する。白い花傘が熟して茶褐色になったら刈り取る。種の毛は布袋に入れて揉むと落ちる。
短い。(冷暗所保存で2、3年)
種の毛に休眠物質がある。水溶性なので流水で洗うと落ちる。
充分乾燥させ乾燥剤と共に密封し冷蔵庫等に保管する。