Koji-irazu Soybean / マメ科 Glycine max M.
長野県の在来品種。来歴不詳。「麹がなくても味噌ができるほど甘い」というのが名前の由来。
大粒でタンパク質含有率が高い品種。淡い黄緑色で甘みが強い。
味噌に最適。その他炒り豆、煮豆、豆腐、油揚、湯葉、豆乳、納豆、きな粉、醤油、搾油など大豆加工品なんでも。もちろん芽生え(スプラウト)はもやし、若い莢は 枝豆として食べられるが、晩生品種なので枝豆は秋十月頃の収穫になる。
6月下旬〜7月上中旬
長野県
2023年12月
80%以上
なし
なし
11月〜12月
6月下旬〜7月上中旬。
20℃以上
30〜40cm間隔に2、3粒ずつ点播。
確実に覆土する。発芽後、鳥に食べられないよう厳重注意。
25℃前後
晩生系品種なので日が短くならないと開花しない。早まきは厳禁。また短日になっても、昼夜間とも高温が続くと花粉が活性化せず花が落ちてしまい結実しない。夜間温度が低い高冷地以外は、6月下旬以後、できれば7月になるのを待ってから播種したほうがよい。大豆としての収穫は11月以後。
完熟した豆を莢ごとよく乾燥させ、翌年のタネとする。大豆は種としての寿命が非常に短いので、毎年新しい種に更新する。中に虫が入っていることが多いので、選別は入念に。
常温で1年。
不詳。
長期保存は考えられないので、紙袋で常温保存。