Kaizuka Early Onion / ヒガンバナ科 Allium cepa L.
アメリカ渡来のイエロー・ダンバースから明治時代に生まれた「泉州黄」の中から、貝塚市澤地区で早生系が選抜淘汰され、昭和15年に命名された。
4、5月に収穫できる極早生の黄タマネギ。形は扁平で約250グラムと小ぶり。煮物にして糖度高く、サラダにしてもおいしい。極早生タマネギの中では貯蔵性もある。
煮物、サラダ、天ぷら等タマネギ料理一般。
9月初旬
イタリア
2024年5月
80%以上
なし
なし
4〜5月
9月初旬
15〜20℃
冷床にワラ・モミガラ等で発芽まで湿度を保つ。
厚まきしないこと。(基本的に種子の2,3倍)
15℃内外(8〜25℃)
土質は砂質壌土が適し、一般には9月初旬に播種して10月下旬に定植している。(早期多収をねらった暖地の栽培では、8月下旬に播種し、10月中下旬に10%程度の抽苔を見込んだ大苗で定植しているが、早植えでは分球もしやすい)苗床では定植までにコオロギに食害されやすいので注が必要。
保存しておいた母球を秋に定植し、越冬してトウ立ちさせた開花株から翌夏に採種。開花期が梅雨期と重なるので、花が雨に当たると腐りやすいので、ハウスで雨よけするとよい。
常温保管だと1〜2年。短命の部類。(冷蔵庫だと数年もつ)
休眠期は無いが、環境変化に最も弱い種子である。
乾燥剤を入れ低湿度に保ち、冷蔵庫で保管する。 ご注意/玉葱の種は高温下では発芽率が低下しやすいので、9月の播種期まで冷蔵庫に保管してください。