Kentucky 101 Hokuto Pole Bean / マメ科 Phaseolus vulgaris L.
インゲンの原産地は中米のメキシコからグアテマラにかけて。コロンブス以後ヨーロッパに広まり、17世紀に日本に伝来した。
本種は、山梨県北杜市の小黒裕一郎氏が無肥料自然栽培で自家採種を続けているタネ。
ケンタッキータイプの中では低節位から着莢し、後半まで収量性の高い多収種。莢は長さ21~23㎝の丸平莢でスジなし。曲がりと子実の凹凸が少なく、そろいがよい。草勢旺盛で環境適応性に優れる。
すじなしで表皮軟らかく、ゆで上がりの色、食味良好。
4〜7月
山梨県
2024年10月
80%以上
なし
なし
初夏から盛夏までと、秋(霜が降りるまで)。
4〜7月
23〜25℃
畝幅90cm〜1m、株間35cmとし、1か所に2、3粒まき。
タネが完全に隠れ、発芽まで水分保持ができるように。
15〜25℃最適
10〜30℃の範囲で栽培可。10℃以下では生育が停滞する。30℃以上の高温が続くと落花が多くなるので、播種期を選ぶ。排水良好で日当たりのよい圃場を選ぶ。着莢時期までは乾燥を避ける。
莢がカラカラになるまで完熟させ、豆を取り出して日陰で充分乾燥する。豆科植物は自家受粉性なので、交雑の心配はほとんどない。また、F1種も、今のところ世界中で販売されていない。
大豆ほどではないがマメ科植物は1、2年と短命な物が多い。
ない。
虫が中にいることがあるので、ビンや缶に入れ、冷蔵庫に。