Saitama Early Bell Pepper / ナス科 Capsicum annuum
トウガラシ類は南米原産。天正11年にポルトガル船が日本に伝えたという。ベル型のピーマンは、明治初期に欧米より導入。本種の来歴は不詳。魁ピーマンと似ており、カリフォルニアワンダーの改良種と思われる。
半促成から露地まで幅広い栽培に好適。耐病性強く栽培容易。着果が確実で肥大も早く、早期から良果が収穫できる。果は濃緑で肉厚は中位。
肉質柔らかく料理用に最適。肉詰めや炒め物、てんぷら、サラダ等どんな料理にも向く。
2〜4月(温床)5月(直播)
インド
2023年11月
75%以上
なし
乾熱処理済
夏から秋。
温床育苗では1月下旬から。直播きの場合5月以後。
20〜30℃
光線が当たらず、多少温度変化があったほうが良い。
タネが隠れ発芽までの2週間湿度がとれる程度。
最低10℃以上
露地への定植・播種は、地温が18℃以上と、充分温かくなってから行う。土壌病害である青枯病や立枯性疫病には弱いので、同じナス科野菜との連作を避ける。土質はあまり選ばないが重い方が結果が良い。草勢が旺盛なため、急激な発育をするような施肥はしないで長期に亘り順調な生育を続けるようにすることが大切。
一株あたり5、6個の良果を選び、赤くなった完熟果を収穫後数日追熟し、切開いて種を出す。水洗はしない。褐色や黒いタネがあったら取り除く。
常温で約4年。
ない。
よく自然乾燥したら低温低湿度の場所に保管する。