Nikko Chili Pepper/ ナス科 Capsicum annuum
栃木県日光地方の産。日光今市の加工業者が土産物として取り扱っている。
ピリッとした辛味と細長さが特徴。株は良く繁茂し草丈60〜90㎝、枝の分岐は粗い。葉は葉柄が長く、茎細く節間が長い。花房は2〜3果ずつで下方に垂れ、長さ15㎝位。 本種は農薬・肥料不使用の自然農法で選抜・採種したタネ。
青唐辛子は塩漬け、紫蘇巻き等に加工され風味が良いので漬用として重宝されている。焼きとうがらしや天ぷら、油炒め等に。熟すれば深紅色となり辛味が増し、乾燥して調味用に。
2〜4月(温床)5月(直播)
栃木県
2025年1月
75%以上
なし
なし
夏から秋。
温床育苗では1月下旬から。直播きの場合5月以後。
20〜30℃
光線が当たらず、多少温度変化があったほうが良い。
タネが隠れ発芽までの2週間湿度がとれる程度。
最低10℃以上
苗床に約8cm位の間隔で条まき。育苗中はビニールで保温。本葉2枚の頃にビニールポット等に植替える。露地への定植・播種は、地温が18℃以上と、充分温かくなってから行う。土壌病害である青枯病や立枯性疫病には弱いので、同じナス科野菜との連作を避ける。
完熟果を収穫後数日追熟し、手で切り開いて種子を取り出して陰干し乾燥する。トウガラシ類の種は熟しても浮くので水洗しない。自家受粉性だが、訪花昆虫が多いため交雑することも。
ナス科植物の中では比較的短命(2〜3年)である。
ない。
よく自然乾燥したら低温低湿度の場所に保管する。