Habanada Sweet Pepper / ナス科 Capsicum chinense
米国コーネル大学のMichael Mazourek氏が辛味のない変種から10年以上かけて選抜固定した辛味の出ないハバネロ。2014年発表。
ハバネロの甘い芳香はそのままに辛味を差し引いた味のトウガラシ。果皮色は鮮やかで光沢があり外観優れる。果長5〜7㎝位でハバネロよりも細長く先が尖る。完熟果は橙色(定植から約100日)、幼果は淡緑色(定植から約70日)。
生食、焼き物、ピクルス、ピューレ、シャーベット等。フルーティな香りと甘味を生かした料理に最適。緑色の幼果も香り豊かでサクサクして食味は良いが、橙色の完熟果で甘味が乗り真価を発揮する。
2〜4月(温床)5月(冷床)
埼玉県
2024年11月
75%以上
なし
なし
9〜11月。(霜が降りる頃まで)
2〜5月(温床播きしポット育苗する)
地温日中25℃夜間17℃以上
光線が当たらず、多少温度変化があったほうが良い。
タネが隠れ発芽までの2週間湿度がとれる程度。
25〜35℃
5月地温が20℃以上になったら、40~60cm間隔に定植する。 鈴成となるので、重みで枝が折れぬよう注意する。 *ご注意:生育にストレスがかかるとシシトウと同程度の確率で、弱い辛味が出ることがあります。
橙色の完熟果を収穫後10日位追熟し、切り開いて種子を取り出して陰干し乾燥する。トウガラシ類の種は熟しても浮くので水洗しない。自家受粉性だが、訪花昆虫が多いため交雑することも。
ナス科植物の中では比較的短命(2、3年)である。
完熟した種に休眠期は無い。
よく自然乾燥したら低温低湿度の場所に保管する。