Yamato Sanjaku Cucumber / ウリ科 Cucumis sativus
明治35年頃、大阪に入ってきた華北系の支那三尺胡瓜が、関西山間地の抑制栽培に用いられ、笠置三尺 →大和三尺→宍粟三尺と伝わった。
鮮緑色白イボの夏秋どり用キュウリ。通常35~40㎝前後で収穫するが、タネ採り用に完熟させた果実は、文字どおり90㎝(三尺)にもなる。果肉緻密で歯切れよく、苦味が出ない。
生食。浅漬けやぬか漬け、奈良漬などの漬物。冷や汁。収穫が遅れて太くなったものは味噌汁の実などにも。
3〜4月(温床)5~7月(露地)
長野県
2024年11月
85%以上
なし
塩基性塩化銅・食酢浸漬各1回
夏~秋。
直播きは5~7月。
25〜30℃
株間60cm、条間90cmに2粒ずつ2条蒔きしてネットに誘引。
1cmぐらい。
20〜30℃
発芽した時、根は既に10cm位地中に伸びている。根元に未熟堆肥や肥料を置かぬこと。雌花は子蔓の第1節に着くがそのまま蔓を伸ばすと7,8節目にしか雌花が着かないので、子蔓の第1節に雌花が着いたら上2節を残して摘心する。収穫は播種後40~45日で始まるが、初期はできるだけ若どりして樹勢を弱めない。 長尺タイプのため曲がりが多く出ます。肥料切れには注意すること。
黄色く大きくなった完熟果を縦割りし、スプーンで種とワタを取り出す。ボウルで一昼夜発酵させ、極少量入れた洗剤が泡立たなくなるまで水洗し、新聞紙に平らに広げて天日に一日干す
常温で4年以上。(長命種子の部類)
ない。(発酵中に雨水が入ると発芽することがある)
充分乾燥させたら、低温、低湿度の場所に保管する。