Nozaki Mid Cabbage / アブラナ科 Brassica oleracea
愛知県の野崎採種場の野崎綱次郎氏が輸入種Henderson's Successionを元に、外葉と球の割合、玉揃いと結球率の向上を目標に改良し、1921年に完成。大正から昭和前半期の日本キャベツの代表的品種。
中大玉の扁球で、揃い良く秋まきに最適。サクセッションよりも外葉が少なく、葉色は中淡緑系で球は純白美麗で柔軟良質。栽培し易いが耐病性が多少弱い。平均重量は2.2〜2.6kg。
硬く巻き、どっしりした平型のキャベツ。春の早生キャベツほど柔らかくはないが、生食から炒めもの、漬物等キャベツ料理なんにでも向く。
7〜8月、9月末〜10月、4〜5月(冷涼地)
イタリア
2023年10月
85%以上
なし
なし
夏蒔きで6〜7月、春蒔きで5月下旬〜6月中旬
9月末〜10月
15〜30℃
箱蒔きまたは冷床蒔き、ポットまき。
タネが隠れる程度。(通常タネの厚みの2、3倍)
15〜20℃
12月上中旬及び2月中旬定植。
年内に大株になっていないと開花しない。キャベツとして収穫する本来の播種期の前にまき、結球させず抽苔させ、開花させる。ブロッコリーやカリフラワーと交雑するので注意する。
常温で1〜2年。(やや短命な部類)
キャベツの種は、採種後、高温時に短期間休眠することがある。
乾燥し、お茶の缶などに入れ密封し冷蔵庫の隅に。