Purple Dragon Carrot / セリ科 Daucus carota
米国の有機農法育種家John Navazio氏育成品種。「中国より導入した品種を改良」との記述もあるが不詳。
五寸ニンジンより細身の根長12〜15㎝、外皮は赤紫色(マゼンタ)、芯部は黄〜橙色でややばらつく。65〜75日型で、肉質や抽苔性は黒田五寸やチャンテネー系に似る。
外皮は五寸ニンジンのように薄く、皮を剥かずに利用できる。ややエグ味もあるが、霜後は甘味が増して味が良い。煮物、炒め物、サラダ、天ぷら、スープ、ジュースなど幅広い。 洋種系ニンジンの赤い色素であるカロチンは、体内でビタミンAに変わる。
3〜4月、7〜8月
埼玉県
2024年4月
45%以上 *採種環境条件が厳しかったため、発芽率が低くなっております。増量しておりますので、多めに播種して頂きますようお願い致します。
なし
なし
秋冬。
好光性種子なので土をかけ過ぎて真っ暗になると生えない。
最適15〜25℃.
好光性種子なので土をかけ過ぎて真っ暗になると生えない。
極薄く。土の代わりにモミがら等を薄くかけ濡らしておくとよい。
最適18〜21℃
種子の吸水力が弱く、乾燥していると発芽しにくい。また発芽までに25℃で7~10日、10℃以下だと15~30日かかるので、その間乾燥させないこと。発芽後は早めに(1回目は本葉2、3枚。2回目は6、7枚)間引いて、地上部に葉を密生させすぎないこと。高温期の黒葉枯れ病とキアゲハの幼虫に注意。
越冬させると10℃以下の低温に感じて花芽ができる。虫媒花なので他品種が近くにあると交雑する。白い花傘が熟して黄色くなったら刈り取る。種の毛は布袋に入れて揉むと落ちる。
短い。(冷暗所保存で2、3年)
採種後短期間休眠することがある。
充分乾燥させ乾燥剤と共に密封し冷蔵庫等に保管する。