Okuzawa 2 Kintoki Carrot / セリ科 Daucus carota L.
香川県坂出市の奥沢憲行氏育成品種。鳥取系金時におくざわ1号を交配し固定。1987年種苗品種登録1439号、1996年育成者権消滅。
草姿は開帳、葉色は濃緑色で肩はやや張る。吸込性のため肩部の変色がほとんどなく、金時人参特有のイボも極少。色は鮮やかな赤紅色で芯も細く、根長40cm前後で尾部近くまで肉付よく市場性が高い。播種後110〜120日で収穫できる中早生種。
煮物、炒め物、サラダ、天ぷら、スープ、ジュースなど。
7、8月
福岡県
2024年8月
70%以上
なし
チウラム粉衣処理済1回
播種後110~120日で収穫適期となる中早生種。11月~春3月
7、8月
最適15〜25℃。35℃以上では不良となり、10℃以下では不揃いとなる。
種が細かいので薄めにスジまきする。
好光性なので極薄く。籾殻を薄くまき湿度を保持する。
最適18〜21℃、地温23〜28℃。
栽培上の注意: 保水力のよい砂質壌土を選ぶこと。発芽および初期生育には、特に適度の土壌水分が必要であり、乾燥に注意すること。間引きは的確に行うこと。
越冬させると10℃以下の低温に感じて花芽ができる。虫媒花なので他品種が近くにあると交雑する。白い花傘が熟して黄色くなったら刈り取る。種の毛は布袋に入れて揉むと落ちる。
短い。(冷暗所保存で2、3年)
採種後短期間休眠することがある。
充分乾燥させ乾燥剤と共に密封し冷蔵庫等に保管する。