Kuttiger Carrot / セリ科 Daucus carota L.
スイスのアールガウ州キュッティゲンの在来種と言われる。
クリーム色、20cm程度の肩張りの良い根形で香りが強いニンジン。肉質は固めです。
オリーブオイルで炒めた後に10分ほど煮込んだり、西洋料理によく合います。
3〜4月、7〜9月
フランス
2024年5月
65%以上
なし
なし
播種から100〜150日が収穫の目安。
3〜4月、7〜9月
最適15〜25℃。35℃以上では不良となり、10℃以下では不揃いとなる。(可能範囲5~30℃)
浅めにすじまきする。
タネが隠れる程度に極薄く。覆土の代わりにモミがら等を薄くかけ濡らしておいてもよい。好光性種子なので土をかけ過ぎて真っ暗になると生えない。発芽まで乾燥に注意。
最適18〜21℃、地温23〜28℃。
種子の吸水力が弱く、乾燥していると発芽しにくい。また発芽までに25℃で7~10日、10℃以下だと15~30日かかるので、その間乾燥させないこと。発芽後は早めに(1回目は本葉2、3枚。2回目は6、7枚)間引いて、地上部に葉を密生させすぎないこと。高温期の黒葉枯れ病とキアゲハの幼虫に注意。頸部が小さく収穫時に切れやすい。肩の部分が露出すると幾分青味を帯びるので土寄せに注意を要する。
越冬させると10℃以下の低温に感じて花芽ができる。虫媒花なので他品種が近くにあると交雑する。白い花傘が熟して黄色くなったら刈り取る。種の毛は布袋に入れて揉むと落ちる。
短い。(冷暗所保存で2、3年)
採種後短期間休眠することがある。
充分乾燥させ乾燥剤と共に密封し冷蔵庫等に保管する。